英会話学校/英会話スクール 英語学校/教室 東京新宿

英語・英会話の情報センター

英語・英会話 便利帳 背景知識編
英語のトリビア (9)

動物のイメージ (5)

rabbit
ウサギ。rabbit は小型で穴居性のあるものを指し、harerabbit より大きく穴居性がないノウサギをいう。ただし、アメリカでは、混同されて、両方とも rabbit と呼ぶことがある。
ウサギはおとなしく臆病とされ、「繁殖力」の象徴である。breed like rabbits といえば「ウサギのようにたくさんの子を産む」という意味。童話には bunny として出てくる。イギリスの児童文学作家・挿絵画家 Beautrix PotterPeter Rabbit や、アメリカのアニメ映画の Bugs Bunny は有名。

rat
ドブネズミなどの大型のネズミ。汚くて病気を媒介するためイメージがとても悪く、「非衛生」「不健康」「乱雑」「崩壊」の象徴とされる。
また、Rats leave a sinking ship. (ネズミはいち早く沈みそうな船を見捨てる)ということわざにあるように、沈む船を見捨てるので「卑劣なやつ」「きたないやつ」「裏切り者」などを表す。

sheep
羊は性質が従順なため、聖書では「無邪気」「純潔」などの象徴で、キリスト教では、信者は羊に、牧師は羊飼いにたとえられる。一方、「自主性のなさ」「無批判的行動」などの象徴ともなり、「気の弱い臆病な人」「自主性に欠ける[他人に盲従する]人」を表す。ちなみに、アメリカの家庭の教育方針に Don't be a sheep. (羊になるな;主体的であれ)というのがある。

snail
カタツムリ。のろいものの代表とされている。童謡には What are little boys made of? Snips and snails and puppy dog's tails. (男の子は何でできているの?切れ端とカタツムリと子犬のしっぽでできている)とある。また、英米でも Snail, snail, shoot out your horns と古くから歌われている。

snake
キリスト教社会では、旧約聖書の「創世記」に悪魔(Satan)がヘビに化けてエデンの園でイブ(Eve)を誘惑して禁断の木の実(forbidden fruit)を食べさせた、とあることから、ヘビを「悪魔」「誘惑者」と考えてきた。現代でも悪(evil)との連想が強いのは変わらない。また、ヘビは2つに割れた舌(forked tongue)を持つことから、「不誠実」「陰険」の象徴とされる。
一方、2匹のヘビがまつわりつくヘルメスの杖(caduceus)は「医術」の象徴であることから、病院や保険会社のマークにはヘビが使われることが多い。


<参考> 動物名を含むイディオム (5)
Pigs might fly (if they had wings) 豚だって翼があれば空を飛ぶ⇒「(意外なことに出会ったときに)不思議なこともあるもんだ;とんでもないことだ、まさか」
It's not my pigeon. 「それは私の知ったことじゃない」
produce a rabbit out of a hat 「だめだと思うときに思いがけぬ解決策を出す、苦境に妙案を思いつく」
smell a rat 猫がネズミくさいと感じる⇒「怪しいと感づく、うさんくさいと思う」
cast [make] sheep's eyes at 羊の目を投げかける⇒「異性に色目を使う」
at a snail's pace カタツムリの歩み⇒「のろのろと」
a snake in the grass 草むらのヘビ⇒「味方のふりをした敵;目に見えない敵」