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ギリシャ・ローマ神話関連のフレーズ (5)

L, M, N

Like Niobe, all tears.
(ニオベーのように涙にくれて)
■ ニオベーはタンタロス(Tantalus)の娘で、アムピーオーン(Amphion)の妻。14人の愛児をレートー(Leto)に自慢したため、レートーの子アポロ(Apollo)とアルテミス(Artemis)に愛児をみな殺され、悲嘆のあまり石と化し、なおも涙を流し続けたという。このフレーズは、シェイクスピアの「ハムレット」第1幕2場第から。

Lotus-eater
(ロートスを食べる人⇒安逸をむさぼる人)
■ ギリシャ神話のロートスは、食べると家や故郷のことを忘れ、夢見心地になるという想像上の果実。ホメロス(Homer)作のオデッセイア(Odyssey)には、ロートスの実を食べて暮らしている民族の話が出てくる。

Medea's kettle [cauldron]
(メーディアの大釜⇒若返りの釜)
■ メーディアは、イアーソン(Jason)の金の羊毛(the Golden Fleece)獲得を助けた女魔法使い。メーディアが年老いた羊を切り刻んで大釜に入れると、子羊が飛び出したという話から。

Narcissism
(ナルシシズム)
■ 水に映った自分の姿に恋焦がれて溺死し水仙の花になった美青年ナルキッソス(Narcissus)から。ナルシシズムは心理学・精神分析用語で「自己愛」の意。

O, P

Oedipus complex
(エディプスコンプレックス)
■ テーバイ(Thebes)の王オイディプス(Oedipus)から。オイディプスはスフィンクス(Sphinx)のなぞを解き、父母との関係を知らずに父ライオス(Laius)を殺し、母イオカステ(Jocasta)を妻として4人の子をもつが、真相を知って自分の目をくりぬいた。
<参考>
エディプスコンプレックスは精神分析用語で、「子が異性の親に対しては性的思慕を、同性の親に対しては反発を無意識にいだく心的傾向」をいう。もともとは男の子の場合にのみ用いた。女性におけるエディプスコンプレックスと同内容の心的傾向を Electra complex という。

Pan-pipe(s)
(パンの笛)
syrinx ともいう。管を長い順に並べて束ねた原始楽器で、管の上端を口で吹くもの。牧神パン(Pan)は、美しいニンフ、シュリンクス(Syrinx)に恋をして追いかけるが、シュリンクスは葦に変身してしまう。悲しんだパンは、その葦を束ねて葦笛を作り吹き続けた。

Panic
(パニック)
■ パニックは「突然の恐怖、恐慌」などをいうが、これは牧神パン(Pan)の仕業と信じられていたことから。